「ITコンサルに転職したいけど、志望動機って何を書けばいいんだろう…」 「他の候補者と差別化できる志望動機が思いつかない」 「未経験からでも説得力のある志望動機を作れるのかな?」
ITコンサルへの転職を考えているあなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
私もアクセンチュアに転職する際、志望動機の作成には本当に苦労しました。何度も書き直し、転職エージェントにも添削してもらいながら、ようやく納得のいく志望動機が完成したんです。
結果的にアクセンチュア、そしてその後GoogleやMicrosoftといった外資系大手企業への転職を成功させることができました。
この記事では、元アクセンチュア社員である私の実体験をもとに、ITコンサル転職で評価される志望動機の書き方を徹底解説します。実際に使える例文や、やってはいけないNG例も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ITコンサルティングとは?基礎知識を押さえよう
まず、志望動機を書く前に「ITコンサルティングとは何か」をしっかり理解しておきましょう。
ITコンサルティングとは、企業が抱えるビジネス課題をIT技術を活用して解決する専門職のことです。単にシステムを作るだけでなく、クライアント企業の経営戦略に沿った最適なIT戦略を提案し、実行まで伴走します。
一般的な経営コンサルタントとの違いは、「IT」という専門領域に特化している点です。デジタル化が進む現代では、ほぼすべてのビジネス課題にITが関わってくるため、ITコンサルの需要は年々高まっています。
私がアクセンチュアで働いていた時も、クライアントの大手IT企業の広告部門を担当し、マーケティング戦略とITシステムの両面からプロジェクトを推進していました。この「ビジネスとIT両方の視点」こそが、ITコンサルタントに求められる本質なんです。
ITコンサルの種類を理解しよう
ITコンサルと一口に言っても、実はいくつかの種類があります。志望動機を書く際には、自分がどの領域を目指すのか明確にすることが重要です。
戦略系ITコンサルは、企業の経営層に対してIT戦略そのものを提案します。「どんなITシステムを導入すべきか」という上流工程を担当し、報酬も高めですが、求められるレベルも非常に高いです。
業務系ITコンサルは、企業の業務プロセス改善をITで支援します。例えば、営業プロセスの効率化やERPシステムの導入支援などが該当します。アクセンチュアでは、この領域のプロジェクトが多かったですね。
システム開発系ITコンサルは、実際のシステム構築まで担当します。要件定義から設計、開発、テスト、運用まで一貫して関わることが多く、技術力が重視される領域です。
SAPコンサルは、SAP製品に特化したコンサルティングです。大企業の基幹システムにSAPが使われることが多いため、専門性の高い人材として高年収を狙えます。
自分の強みや興味関心に合わせて、どの領域を目指すのか考えてみましょう。それが志望動機の軸にもなります。
ITコンサルの仕事内容を具体的に解説
「ITコンサルって実際、何をするの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
ITコンサルタントの仕事は、大きく分けて以下のフローで進みます。
まずクライアントの課題をヒアリングします。経営層や現場の担当者と面談し、何が問題なのか、どんな理想の姿を目指しているのかを深掘りします。この段階では、単に「システムが古い」という表面的な課題ではなく、「なぜそれが問題なのか」「ビジネスにどんな影響があるのか」まで掘り下げることが重要です。
次に現状分析と課題の整理を行います。データを収集し、業務フローを可視化し、どこにボトルネックがあるのかを特定します。私がアクセンチュアで担当した大手IT企業のプロジェクトでは、まず3ヶ月かけて徹底的な現状分析を行いました。
そして解決策の提案です。複数の選択肢を用意し、それぞれのメリット・デメリット、コスト、実現可能性を比較検討します。提案書を作成し、クライアントの経営層にプレゼンテーションを行うこともあります。
提案が承認されたら実行支援のフェーズに入ります。システムの要件定義、ベンダー選定、プロジェクトマネジメント、導入後の効果測定まで、一貫して伴走します。
この一連の流れの中で、クライアントと対話しながら最適解を見つけていくプロセスこそが、ITコンサルタントの醍醐味です。単なる技術者ではなく、ビジネスパートナーとしてクライアントと向き合う姿勢が求められます。
【重要】ITコンサル転職で評価される志望動機の書き方
ここからが本題です。ITコンサル転職で評価される志望動機には、いくつかの共通点があります。
志望動機で押さえるべき3つのポイント
1つ目は「なぜITコンサルなのか」を明確にすることです。「なぜSIerやIT企業の社内SEではなく、コンサルタントなのか?」という問いに答えられる必要があります。
私の場合、第二新卒で大手IT企業に入った後も、「もっと幅広い業界の課題解決に関わりたい」「自分の提案で企業を変革させたい」という想いが強くありました。この「クライアントのビジネスを変える仕事がしたい」という軸が、コンサル志望の理由になったんです。
2つ目は「なぜその企業なのか」を語ることです。アクセンチュアなのか、デロイトなのか、アビームなのか。企業ごとの特色や強みを理解し、「だからこの会社で働きたい」というストーリーを作りましょう。
アクセンチュアを選んだ理由は、グローバルでの実績と、デジタル領域への投資の大きさでした。実際、入社後はマーケティング×ITという領域で、最先端のデジタルマーケティングプロジェクトに関われました。
3つ目は「自分の強みをどう活かせるか」を示すことです。これまでの経験やスキルが、ITコンサルタントとしてどう役立つのか、具体的にイメージできる志望動機が評価されます。
企業研究の重要性
志望動機を書く前に、必ず徹底的な企業研究を行いましょう。
企業の公式サイトはもちろん、プレスリリース、社員のインタビュー記事、SNS、口コミサイトなど、あらゆる情報源から情報を集めます。特に最近の大型プロジェクトや注力分野を調べると、その企業が今何に力を入れているかが見えてきます。
私がアクセンチュアを受ける際は、彼らの「デジタル・トランスフォーメーション」への注力を知り、自分のマーケティングとIT両方の経験がマッチすると確信しました。こうした企業理解があるからこそ、説得力のある志望動機が書けるんです。
自己分析とキャリアビジョンの明確化
「5年後、10年後にどうなりたいか?」というキャリアビジョンも、志望動機には欠かせません。
ITコンサルに転職して何を実現したいのか、どんなスキルを身につけたいのか、将来的にどんな価値を提供できる人材になりたいのか。この軸がブレていると、面接でも深掘りされた時に答えられなくなります。
私の場合、「20代で外資系企業での経験を積み、グローバルなプロジェクトに関わりながら、ビジネスとITの両面で価値を出せる人材になる」というビジョンがありました。実際、アクセンチュア→Google→Microsoftとキャリアを築く中で、このビジョンを実現できています。
実際に評価された志望動機の例文3パターン
それでは、実際に評価される志望動機の例文を3パターン紹介します。
【パターン1:IT企業からの転職】
「現在、大手IT企業でシステム開発に従事しておりますが、特定のクライアントの案件のみに関わる現状に限界を感じております。ITコンサルタントとして、より多様な業界のクライアントと向き合い、ビジネス課題の本質を捉えた提案をしたいと考えております。貴社は〇〇業界に強みを持ち、近年は△△分野にも注力されていることを拝見しました。私のシステム開発経験と業務知識を活かし、クライアントのデジタル変革を実現する一員として貢献したいと考えております。」
【パターン2:異業種からの転職】
「営業職として3年間、顧客の課題をヒアリングし解決策を提案してきました。その中で、多くの企業がITを活用しきれず、業務効率やビジネス機会の損失を生んでいる現実を目の当たりにしました。顧客理解力とヒアリングスキルを武器に、ITの力でクライアントの成長を支援するITコンサルタントを目指したいと考えております。貴社は〇〇という理念のもと、クライアントファーストの姿勢を貫いておられる点に強く共感いたしました。」
【パターン3:第二新卒の場合】
「新卒で入社した企業では、短期間ながらビジネスの現場を経験し、自分が本当にやりたいことは『企業の課題を解決し、成長を支援すること』だと気づきました。ITという専門性を武器に、若いうちから様々な業界のプロジェクトに挑戦できる環境を求め、ITコンサルタントを志望しております。貴社は若手にも大きな裁量を与え、成長機会が豊富であると伺いました。貪欲に学び、早期に戦力として貢献できるよう尽力いたします。」
これらの例文に共通するのは、「過去の経験」→「なぜコンサルか」→「なぜその企業か」→「どう貢献できるか」という流れです。この構造を意識して、自分なりの言葉で志望動機を作ってみましょう。
こんな志望動機はNG!失敗例と改善策
次に、やってはいけないNG志望動機を見ていきましょう。
【NG例1:抽象的すぎる】
「ITコンサルタントとして、社会に貢献したいと思い志望しました。」
これでは何も伝わりません。「どんな貢献がしたいのか」「なぜITコンサルなのか」が具体的に書かれていないと、本気度が伝わらないんです。
改善策:「クライアント企業のDX推進を支援し、業務効率化と新規ビジネス創出の両面で価値を提供したい」のように、具体的に書きましょう。
【NG例2:企業研究不足が丸わかり】
「御社の知名度に惹かれました。」「大手コンサルで働きたいです。」
これは最悪です。どの企業にも使い回せるような志望動機は、「うちじゃなくてもいいんだな」と思われてしまいます。
改善策:その企業特有の強みやプロジェクト、企業文化に触れましょう。「貴社の〇〇プロジェクトに感銘を受け…」のように具体的に。
【NG例3:自分本位すぎる】
「高年収を得たい」「スキルアップしたい」「海外で働きたい」
本音はそうでも、それだけでは「で、うちに何のメリットがあるの?」となります。
改善策:「〇〇のスキルを身につけ、クライアントに△△という価値を提供したい」のように、企業・クライアント視点も入れましょう。
【NG例4:ネガティブな転職理由】
「今の会社が激務で…」「人間関係が悪くて…」
前職の不満を並べるのはNGです。ITコンサルも激務ですし、ネガティブな理由だけでは「うちでも同じことになるのでは?」と思われます。
改善策:「より幅広い業界の課題に挑戦したい」のように、前向きな理由に変換しましょう。
【NG例5:熱意だけで中身がない】
「絶対にコンサルタントになりたいです!頑張ります!」
情熱は大事ですが、それだけでは不十分です。なぜそう思うのか、どんな準備をしてきたのか、論理的に説明する必要があります。
改善策:熱意に加えて、具体的なエピソードや準備してきたこと(資格取得、業界研究など)を示しましょう。
私も最初は抽象的な志望動機を書いていましたが、転職エージェントから「これじゃあなたの本気度が伝わらない」と指摘され、何度も書き直しました。失敗から学ぶことも多いので、恥ずかしがらずにプロに添削してもらうことをおすすめします。
ITコンサル職の平均年収はどれくらい?
志望動機とは直接関係ありませんが、気になる年収についても触れておきましょう。
ITコンサルの平均年収は、企業や役職によって大きく異なりますが、一般的な目安を紹介します。
新卒・第二新卒(アナリスト):500万円〜700万円
コンサルタント(3〜5年目):700万円〜1,000万円
シニアコンサルタント(5〜8年目):1,000万円〜1,500万円
マネージャー:1,500万円〜2,000万円
シニアマネージャー以上:2,000万円以上
外資系のBig4(デロイト、PwC、EY、KPMG)やアクセンチュアでは、上記よりも高めの水準です。特にアクセンチュアは外資系の中でも年収が高いことで知られています。
ただし、年収だけで転職先を選ぶのはおすすめしません。高年収の裏には、それ相応の責任とプレッシャー、そして激務があることを理解しておきましょう。私もアクセンチュア時代は、深夜まで働くことも珍しくありませんでした。
とはいえ、20代で1,000万円を超える年収を得られる職種は限られています。キャリアアップと年収アップの両方を実現したい方には、ITコンサルは魅力的な選択肢だと言えるでしょう。
ITコンサル職へ転職するために必要なスキル
「未経験だけど、ITコンサルになれるのかな?」と不安に思っている方も多いでしょう。
結論から言うと、未経験でもITコンサルになれます。実際、私の周りにも異業種からコンサルに転職した人は大勢います。
ただし、以下のようなスキルがあると、転職活動で有利になります。
【技術スキル】
ITコンサルである以上、ITに関する基礎知識は必須です。とはいえ、エンジニアレベルの技術力は必要ありません。
- システム開発の基本的な流れ(要件定義、設計、開発、テスト)
- データベースの基礎知識
- クラウド(AWS、Azure、GCP)の基本概念
- 最新のIT技術トレンド(AI、IoT、ブロックチェーンなど)
これらは、オンライン学習サービスや書籍である程度学べます。私も転職前に、ITパスポートや基本情報技術者試験の勉強をして、基礎を固めました。
【ビジネススキル】
ITコンサルは、技術者である前にビジネスパーソンです。
- ロジカルシンキング(論理的思考力)
- 課題発見・課題解決力
- プロジェクトマネジメント能力
- プレゼンテーション力
- 提案書・資料作成スキル
これらは、どんな職種からの転職でも活かせるスキルです。前職での経験を整理し、「こんな課題をこう解決した」というエピソードを用意しておきましょう。
【ヒューマンスキル】
意外と見落とされがちですが、コンサルタントには高いヒューマンスキルが求められます。
- コミュニケーション能力
- クライアントとの信頼関係構築力
- チームワーク
- ストレス耐性
- 柔軟性・適応力
私の経験上、技術力よりもコミュニケーション能力の方が重要だと感じることも多かったです。どんなに優れた提案でも、クライアントに伝わらなければ意味がありません。アクセンチュア時代、上司から「お前の資料は分かりにくい」と何度も指摘され、プレゼン資料の作り方を徹底的に学び直しました。
【実務未経験でも評価されるスキル】
もしあなたが完全な未経験者でも、以下のようなスキルがあれば十分アピールできます。
- 営業経験(顧客折衝、ヒアリング、提案)
- プロジェクト経験(何らかのプロジェクトを推進した経験)
- 業界知識(特定業界に詳しい)
- 語学力(英語ができると外資系で有利)
- 分析力(データを読み解き、示唆を導き出す)
私が不動産営業から第二新卒で転職した際も、「顧客の課題をヒアリングし、最適な物件を提案してきた経験」をアピールしました。業界は違えど、本質的なスキルは共通しているんです。
ITコンサルに向いている人・向いていない人
ITコンサルという仕事に向き不向きがあるのも事実です。自分が本当に向いているのか、転職前に考えてみましょう。
【向いている人の特徴5つ】
1. 論理的に考えるのが得意な人
コンサルの仕事は、複雑な問題を分解し、論理的に解決策を導き出すことの連続です。「なぜ?」「だから何?」と問い続ける思考習慣がある人は向いています。
2. 学び続けることが好きな人
IT業界は変化が激しく、常に新しい技術やトレンドをキャッチアップする必要があります。私もGoogle、Microsoftと転職するたびに、新しいツールやフレームワークを学び続けてきました。学ぶことが苦にならない人は、長く活躍できます。
3. コミュニケーションが好きな人
クライアントやチームメンバーと日々コミュニケーションを取るため、人と話すのが好きな人に向いています。一日中パソコンに向かっているよりも、会議やディスカッションが多い環境です。
4. プレッシャーに強い人
クライアントの重要なプロジェクトを任されるため、常にプレッシャーがあります。「絶対に失敗できない」という緊張感の中で力を発揮できる人は、コンサル向きです。
5. マルチタスクが得意な人
複数のプロジェクトを同時並行で進めることも珍しくありません。優先順位をつけながら、効率的にタスクをこなせる人は重宝されます。
【向いていない人の特徴】
逆に、以下のような人はITコンサルには向かないかもしれません。
- ワークライフバランスを最優先したい人(正直、激務です)
- 自分のペースで仕事をしたい人(クライアント都合で動くことが多い)
- 一つのことを深く極めたい人(幅広く浅くなりがち)
- 変化が苦手な人(環境がコロコロ変わります)
【自分に合っているか判断する方法】
「自分はITコンサルに向いているのか?」と迷ったら、以下を試してみてください。
- コンサル会社で働いている人に話を聞く(OB・OG訪問)
- 転職エージェントに相談して、客観的な意見をもらう
- 短期的なプロジェクトベースの仕事に挑戦してみる
- 自己分析ツールやキャリア診断を活用する
ITコンサルとして働くメリット・デメリット
ITコンサルという仕事には、大きな魅力がある一方で、デメリットもあります。両面を理解した上で転職を決めましょう。
メリット(年収・スキル・キャリア)
1. 高年収を実現できる
前述の通り、ITコンサルは高年収です。20代で1,000万円を超えることも珍しくなく、実力次第でさらに上を目指せます。私もアクセンチュアに入った時点で、同世代の平均年収を大きく上回る収入を得られました。
2. 短期間で圧倒的な成長ができる
1年で複数のプロジェクトを経験し、様々な業界・企業の課題解決に関わります。この密度の濃い経験は、他の職種では得られません。私もアクセンチュアの2年間で、5年分くらいの成長ができたと感じています。
3. キャリアの選択肢が広がる
ITコンサルの経験は、その後のキャリアで大きな武器になります。事業会社への転職、スタートアップ参画、独立・起業など、様々な道が開けます。実際、私もGoogle、Microsoftと転職できたのは、アクセンチュアでの経験が評価されたからです。
4. 最新技術やビジネストレンドに触れられる
コンサルは常に最先端のプロジェクトに関わるため、新しい技術やビジネスモデルを学べます。AI、ブロックチェーン、メタバースなど、次世代のテクノロジーに触れる機会も多いです。
5. 優秀な人たちと働ける
コンサル会社には、高学歴・高能力な人材が集まります。そんな環境で切磋琢磨できることは、自分自身の成長にもつながります。
デメリット(激務・プレッシャー)
1. 労働時間が長い
正直、ITコンサルは激務です。平日は深夜まで働き、休日出勤もあります。体力的な負担は覚悟しておく必要があります。
2. 常にプレッシャーがある
クライアントの重要なプロジェクトを任されるため、「失敗できない」というプレッシャーが常にあります。精神的にタフでないと、長く続けるのは難しいかもしれません。
3. ワークライフバランスが取りにくい
プロジェクトの状況次第では、プライベートの予定を犠牲にすることもあります。私も友人との約束をキャンセルしたことが何度もありました。
4. スペシャリストになりにくい
幅広いプロジェクトに関わる反面、一つの技術を深く極めることは難しいです。「特定の技術のエキスパートになりたい」という人には向かないかもしれません。
5. 人間関係のストレス
クライアントやチームメンバーとの関係で悩むこともあります。特に、要求の厳しいクライアントを担当すると、精神的に疲弊することもあります。
実体験から感じたリアルな声
私の実体験から言うと、ITコンサルは「修行の場」だと思っています。
アクセンチュア時代は正直、キツい時期もありました。でも、その経験があったからこそ、その後のGoogle、Microsoftでのキャリアが成功したと確信しています。
短期間で圧倒的に成長したい、高年収を実現したい、という強い意志がある人には、最高の環境です。逆に、ゆったり働きたい人には向きません。
ITコンサルのキャリアプランを描こう
ITコンサルとして働き始めたら、どんなキャリアパスが待っているのでしょうか?
【一般的なキャリアパス】
典型的なキャリアパスは以下の通りです。
アナリスト(1〜3年目) → コンサルタント(3〜5年目) → シニアコンサルタント(5〜8年目) → マネージャー(8〜12年目) → シニアマネージャー/ディレクター(12年目〜) → パートナー
各段階で求められる役割が変わります。アナリストの頃は、データ収集や資料作成などの実務が中心。コンサルタントになると、クライアントとの折衝や提案にも関わります。マネージャー以上になると、プロジェクト全体の責任者として、チームマネジメントや案件獲得も担当します。
【スペシャリストとマネージャーの道】
キャリアの途中で、「スペシャリスト」か「マネージャー」かを選ぶ分岐点があります。
スペシャリストコースは、特定領域の専門家として深い知見を持つ道です。例えば、SAP専門家、セキュリティコンサル、AIコンサルなど。技術や専門知識を極めたい人に向いています。
マネージャーコースは、チームを率いてプロジェクトを推進する道です。人をマネジメントし、案件を獲得し、組織を拡大していく役割。将来的に経営層を目指す人はこちらです。
私は、マネジメントよりも「手を動かして価値を出す」ことが好きだったので、Google、Microsoftではスペシャリスト寄りのキャリアを選択しました。どちらが正解ということはなく、自分の適性と目指す姿に合わせて選べばOKです。
【独立・起業という選択肢】
ITコンサルの経験を活かして、独立する人も多いです。
フリーランスコンサルタントとして、複数のクライアントを掛け持ちしたり、自分でコンサル会社を立ち上げたり。コンサル出身者は起業率も高く、スタートアップのCTOやCOOになる人もいます。
私の周りでも、アクセンチュアを卒業後、独立して年収2,000万円以上稼いでいる人が何人もいます。会社員としての安定を取るか、独立してさらなる高みを目指すか。ITコンサルの経験は、どちらの道でも武器になります。
キャリアプランは、最初から完璧に描く必要はありません。まずはITコンサルとして経験を積み、その中で「自分は何が好きか」「どんな価値を出したいか」を見つけていけばいいんです。
ITコンサル職へ転職するコツ【実体験ベース】
それでは、実際にITコンサルへの転職を成功させるコツを、私の体験談とともにお伝えします。
【転職活動の進め方】
まず、転職エージェントに複数登録しましょう。私はアクセンチュアへの転職時に、3社のエージェントを使いました。
エージェントごとに持っている求人や得意分野が違うため、複数使うことで選択肢が広がります。また、エージェントのアドバイザーとの相性もあるので、何人かと話してみて、信頼できる人を見つけることが重要です。
次に、徹底的な企業研究を行いましょう。各コンサル会社の特色、強み、最近のプロジェクト、企業文化などを調べます。
そして模擬面接を繰り返すこと。ITコンサルの面接は、ケース面接やフェルミ推定など、独特の形式があります。事前に練習しておかないと、本番で頭が真っ白になります。私もエージェントに頼んで、何度も模擬面接をしてもらいました。
【面接対策のポイント】
ITコンサルの面接では、以下のような質問がよくあります。
- 志望動機
- これまでの経験で、最も困難だったプロジェクトとその乗り越え方
- あなたの強みと弱み
- 5年後、10年後のキャリアビジョン
- ケース面接(「コンビニの売上を2倍にするには?」など)
特にケース面接は、論理的思考力を見るための重要な選考です。答えそのものよりも、「どう考えたか」のプロセスが評価されます。
完璧な答えを出すことより、論理的に考えるプロセスを見せることが大事です。
【アクセンチュア転職時の体験談】
私がアクセンチュアに転職した時の話をします。
当時、地元企業でリーダーポジションとして働いていましたが、「もっと大きなフィールドで挑戦したい」という想いが強くなっていました。フリーランスとしても活動していた経験があり、「自分の力で価値を出す」ことに自信を持っていました。
転職エージェントに相談したところ、「あなたの経験なら、外資系コンサルを狙えるかもしれない」と言われ、アクセンチュアを紹介されました。
最初は正直、「自分なんかが入れるのか?」と不安でした。でも、エージェントと一緒に志望動機を練り上げ、模擬面接を何度も繰り返し、準備を徹底しました。
面接では、「これまでの経験で培ったマーケティング視点とIT知識を活かし、クライアントのデジタル変革に貢献したい」という軸を一貫して伝えました。実際のプロジェクト経験も具体的に語り、「この人なら活躍できそうだ」と思ってもらえたようです。
結果、無事に内定をいただき、人生が大きく変わりました。グローバルなプロジェクトに関われる環境を手に入れたんです。
転職は、準備8割です。志望動機、面接対策、企業研究を徹底的に行えば、未経験からでもチャンスは掴めます。
元アクセンチュア社員が語る!転職前に知っておくべきこと
アクセンチュアで働いた経験から、転職前に知っておいてほしいことをお伝えします。
【入社前後のギャップ】
正直に言うと、想像以上に激務でした。
「コンサルは忙しい」とは聞いていましたが、実際に体験してみると、その大変さは想像を超えていました。プロジェクトの山場では、平日は毎日終電、休日も資料作成に追われる、という状況。
でも、その分成長スピードは圧倒的です。1年で5年分くらいの経験ができたと感じています。クライアントの経営層と直接やり取りしたり、数億円規模のプロジェクトに関わったり。20代でこんな経験ができる環境は、そうそうありません。
また、周りのレベルが高すぎて圧倒されることもありました。東大・京大出身者、海外MBAホルダー、元大手企業の役員など、とにかく優秀な人ばかり。最初は自分の能力不足を痛感しましたが、そんな環境だからこそ、必死に食らいついて成長できました。
【実際の働き方】
アクセンチュアでの働き方は、プロジェクトによって大きく異なります。
私が担当していた大手IT企業の広告部門のプロジェクトでは、週3日はクライアント先に常駐、週2日はアクセンチュアのオフィスで作業、という形でした。
プロジェクトの合間には「ベンチ期間」と呼ばれる待機期間があり、その時は比較的余裕があります。この期間に資格取得の勉強をしたり、社内研修を受けたりして、スキルアップに充てることができました。
また、リモートワークも推進されていて、コロナ以降は特に柔軟な働き方ができるようになりました。私がMicrosoftに転職した後は、フルリモートでグローバル案件を担当していますが、この働き方のベースはアクセンチュアで学んだものです。
【転職を成功させるためのアドバイス】
これからITコンサルを目指すあなたに、3つのアドバイスを送ります。
1. 「なぜコンサルなのか」の軸をブレさせない
面接では必ず深掘りされます。「なぜSIerじゃなくてコンサル?」「なぜ事業会社じゃダメなの?」という質問に、自分の言葉で答えられるようにしておきましょう。私の場合、「幅広い業界の課題解決に関わりたい」「自分の提案でクライアントを変革させたい」という軸がブレなかったことが、評価につながったと思います。
2. 謙虚さと自信のバランスを大切に
未経験からの転職だと、謙虚になりすぎて自分を過小評価してしまうことがあります。逆に、自信過剰も良くありません。「まだ学ぶべきことは多いが、これまでの経験は必ず活かせる」というバランス感覚を持ちましょう。
3. 転職エージェントをフル活用する
一人で転職活動をするのは、本当に大変です。プロの力を借りることで、成功確率は格段に上がります。志望動機の添削、面接対策、企業との交渉まで、エージェントは様々なサポートをしてくれます。私もエージェントなしでは、アクセンチュアへの転職は実現できなかったでしょう。
ITコンサル向けおすすめ転職エージェント5選
それでは、ITコンサル転職に強い転職エージェントを5つ紹介します。私が実際に使った経験も交えてお伝えします。
さらに詳しくはこちらの記事で解説しています。
アクシスコンサルティング

| おすすめ度 | おすすめ理由 | 求人数 | こんな人に おすすめ |
|---|---|---|---|
| ハイクラス・独自案件 業界知識の深さ | 非公開 | コンサル志望 専門アドバイスや戦略重視 |
アクシスコンサルティングはコンサル業界専門エージェント。
BIG4からブティックファームまで転職成功実績を多数保持。
業界歴は20年以上で累計7.5万人を支援。非公開求人は77%を超えています。
特徴
- コンサル特化
- 業界情報の鮮度
- 個人分析力
現職や志望分野をしっかり整理し希望条件を明確化して伝えると精度が上がりやすく、職歴シートや面接準備は時間をかけて真剣に練ると成果が出やすいです。
アクシスコンサルティングは業界出身アドバイザーが個別分析・面接対策、管理職や独立支援も強みです。
コンコードエグゼクティブグループ

| 公式サイト | おすすめ度 | おすすめ理由 | 求人数 | こんな人に おすすめ |
|---|---|---|---|---|
| https://www.concord-career.com/ | ハイクラス・キャリアアップ志向 実績とネットワーク | 非公開 | ハイクラス/幹部/プロフェッショナル コンサル志望 |
コンコードエグゼクティブグループはコンサル・ハイクラス層・経営幹部志望専門のエージェント。
独自の業界ネットワークと面接対策、個別サポートで高評価。
特徴
- ハイクラス・コンサル幹部特化
- 独自求人・きめ細かい対策
外資系でキャリアアップを目指すなら必須のエージェント。英語力とスキルを磨いてから挑戦することで、大幅な年収アップが期待できます。
コンコードエグゼクティブグループは年収1,000万円超の案件も豊富で年収アップを狙うならおすすめです。
MyVision

| 公式サイト | おすすめ度 | おすすめ理由 | 求人数 | こんな人に おすすめ |
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| https://my-vision.co.jp/ | きめ細やかな対応 信頼できる担当 質の高い求人 | 非公開 | コンサル/専門職志望 質重視 キャリアチェンジ希望者 |
MyVisionはコンサル・M&Aなど高度専門職向けの転職エージェント。
面接日程調整や書類添削など専任担当が全フェーズを迅速に対応してくれます。
特徴
- コンサル/プロフェッショナル案件特化
- サポート丁寧迅速
コンサルティング業界特化のエージェントとして非常に有名。ケース面接対策は必須。論理的思考力とコミュニケーション能力を徹底的に磨いてから挑戦しましょう。元コンサルの知人がいれば事前に相談することをおすすめします。
MyVisionはハイクラス求人が揃っていて、さらにサポートの質も非常に高いと評判です。
【実際に使って良かったサービス】
私の実体験では、複数のエージェントを併用するのがベストです。
私はアクセンチュアへの転職時に、アクシスコンサルティング、コンコードエグゼクティブグループ、MyVision、JACリクルートメントの4社を使いました。それぞれのアドバイザーから違った視点のアドバイスがもらえ、志望動機もブラッシュアップできました。
また、エージェントによって持っている求人が違うため、選択肢を広げる意味でも複数登録は必須です。
【複数登録のススメ】
転職エージェントは、最低でも3社は登録しましょう。
- 大手総合型(【リクルートエージェント】、リクナビNEXT)を1〜2社
- ハイクラス特化型(JACリクルートメント)を1社
- 業界特化型(
アクシスコンサルティング)を1社
この組み合わせで、幅広い選択肢とプロのサポートを得られます。
登録や相談は無料なので、まずは気軽に登録して、アドバイザーと話してみることをおすすめします。相性の良いアドバイザーに出会えれば、転職活動は驚くほどスムーズに進みますよ。
よくある質問(Q&A)
最後に、ITコンサル転職に関してよく聞かれる質問にお答えします。
Q1: 未経験でもITコンサルになれますか?
A: はい、なれます。私自身、IT業界での経験はあったものの、コンサル未経験でアクセンチュアに入社しました。重要なのは、「なぜコンサルなのか」という軸と、これまでの経験をどう活かせるかを明確にすることです。未経験だからこそ、学ぶ姿勢と成長意欲を強くアピールしましょう。
Q2: 文系出身でも大丈夫ですか?
A: まったく問題ありません。ITコンサルには、技術力以上にビジネス理解力やコミュニケーション能力が求められます。私の周りにも、文系出身でバリバリ活躍しているコンサルタントは大勢います。むしろ、技術だけに偏らず、ビジネス全体を俯瞰できる文系出身者は重宝されることも多いです。
Q3: 資格は必要ですか?
A: 必須ではありませんが、あると有利です。特に未経験からの転職の場合、ITパスポート、基本情報技術者、PMP(プロジェクトマネジメント)などの資格があると、学習意欲や基礎知識をアピールできます。私も転職前に基本情報技術者を取得し、面接でその経験を話しました。ただし、資格よりも実務経験や課題解決能力の方が重視されるので、資格取得に時間をかけすぎないように注意しましょう。
Q4: 志望動機はどれくらいの長さが適切ですか?
A: 300〜500文字程度が目安です。長すぎると読みにくく、短すぎると本気度が伝わりません。「なぜITコンサルか」「なぜその企業か」「どう貢献できるか」の3点を、具体的かつ簡潔に伝えましょう。面接では、この志望動機をベースにさらに深掘りされるので、背景にあるストーリーもしっかり準備しておくことが大切です。
Q5: 第二新卒でも応募できますか?
A: できます。むしろチャンスです。私自身、22歳で新卒入社した会社を3ヶ月で退職し、第二新卒として転職活動をしました。第二新卒は「若さ」と「社会人経験」の両方を兼ね備えているため、ポテンシャル採用されやすいです。ただし、前職を短期間で辞めた理由は必ず聞かれるので、ネガティブな理由ではなく、「こうなりたいから転職する」という前向きな説明を用意しましょう。
まとめ:志望動機を武器に、ITコンサルへの転職を成功させよう
ここまで、ITコンサルの志望動機の書き方から、転職を成功させるコツまで、私の実体験をもとに詳しく解説してきました。
志望動機は、あなたの本気度と適性を伝える最重要ツールです。抽象的な内容ではなく、「なぜITコンサルなのか」「なぜその企業なのか」「どう貢献できるか」を、具体的に、あなたの言葉で語りましょう。
ITコンサルへの転職は、簡単ではありません。激務も覚悟する必要があります。でも、その先には圧倒的な成長、高年収、広がるキャリアの選択肢が待っています。
私もアクセンチュアに飛び込み、その後GoogleやMicrosoftでキャリアを築くことができました。新卒でブラック企業に入り、心身ともに疲弊していたころの自分からは想像もできなかった未来です。
あなたも、勇気を出して一歩踏み出してみませんか?
まずは転職エージェントに登録して、プロのアドバイスを受けることから始めましょう。志望動機の添削、面接対策、企業情報の提供など、エージェントは転職成功のための強力なパートナーになってくれます。
行動を起こさなければ、何も変わりません。でも、今日この記事を読んだあなたは、すでに一歩前に進んでいます。
ITコンサルタントとしてのキャリアが、あなたの人生を大きく変えるきっかけになることを、心から願っています。
さあ、あなたの新しいキャリアを始めましょう。