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「会社辞めたいけど言えない」が「言えた」瞬間。ブラック企業を3ヶ月で退職した私が、切り出し方と言った後に起きたことを話す

ビギー

新卒でブラック企業に入社後、心身ともに疲弊しながらも「このままでは終わりたくない」と思い、20代のうちに複数回の転職を経験。 試行錯誤の末、GoogleやMicrosoft、アクセンチュアといった外資系大手企業で働くチャンスを掴み、キャリアも年収も大きく好転させました。 このブログでは、当時の自分のように悩む20代の方に向けて、転職・退職・キャリアアップに関するリアルな情報や体験談をお届けしています。

「会社を辞めたいけど言えない」

この状態が3ヶ月続きました。

毎月100時間の残業、手取り18万円、朝礼での怒鳴り声、説教部屋の存在。誰がどう見てもブラック企業でした。でも「辞めたい」と言い出せませんでした。

「せっかく採用してもらったのに申し訳ない」「自分が辞めたら他のメンバーに迷惑がかかる」「引き止められたらどう断ればいいか分からない」こういう考えが頭の中をぐるぐるしていました。

この記事では「言えない」という状態から「言えた」瞬間と、言った後に実際に何が起きたかを書きます。どう言えばいいか、言ったらどうなるか。これが最も知りたいことだと思うので、その部分を具体的に話します。

「会社を辞めたいけど言えない」原因を整理する

言えない理由は人によって違いますが、経験上いくつかのパターンがあります。

自分がどのパターンに当てはまるかを確認することが、「どう言えばいいか」の答えを変えます。

上司や同僚への罪悪感

「自分が辞めたら周りに迷惑をかけてしまう」「今辞めるのは無責任だ」という感覚は、真面目で責任感の強い人ほど感じやすいです。私も3ヶ月間この感覚と戦い続けました。

ただし冷静に考えると、会社は一人が辞めても組織として回り続けるように設計されています。あなたが辞めた後の人員補充と業務調整は、会社側の責任です。「迷惑をかける」という感覚は、感情としては自然ですが、現実の話としては正確ではありません。

引き止めに対応できる自信がない

「辞めたいと言ったら説得されてうまく断れないかもしれない」という不安は、言えない大きな理由の一つです。

引き止めの常套句は決まっています。「君がいないと困る」「もう少し頑張ってみないか」「給料を上げるから」「転職しても成功しない」これらに対して反論や説得が必要だと思うと、言い出せなくなります。

実際には、引き止めへの対応に長い説明は必要ありません。この点については後のセクションで具体的に書きます。

言葉が出てこない・タイミングが分からない

「どう切り出せばいいか分からない」という問題です。「急に言ったら驚かせるのでは」「今の忙しい時期に言ったら余計迷惑をかけるのでは」という考えが続くと、言うタイミングが永遠に来ません。

体調・精神的な消耗で動けない

精神的に追い詰められている状態では、「辞めたい」と言う気力すらなくなることがあります。「退職を言い出す力もない」という状態は、それ自体が限界のサインです。

この状態にある場合、自分で退職を切り出すことよりも退職代行を検討する段階に来ている可能性があります。

怒られることへの恐怖

上司が感情的な反応をする人物の場合、「辞めたいと言ったら怒鳴られる」「詰められる」という恐怖から言い出せないケースがあります。この場合は「どう言うか」より「誰に言うか」の問題になります。

3ヶ月間「言えなかった」ことのコスト

「言えない」状態を続けることにはコストがあります。

私が3ヶ月間ブラック企業に留まり続けた間に失ったものを書きます。

時間のコスト

3ヶ月は戻りません。その期間、毎月100時間の残業で消耗し続けた時間は、スキル習得にも精神的回復にも使えませんでした。「あの3ヶ月を転職準備に使えていれば」という感覚は今でもあります。

健康のコスト

消耗が続くと判断力が落ちます。3ヶ月目には朝起きるたびに胃が痛くなり、通勤中に理由なく涙が出てくる状態になっていました。この状態まで来ると、転職活動の質も下がります。

「早く言えばよかった」という結果

結果的に退職を切り出したとき、起きたことはあっけないものでした。長い時間悩んでいた割に、実際の退職交渉は短時間で終わりました。「あの3ヶ月間の悩みは何だったのか」という気持ちが残りました。

言えない時間が長くなるほど、その間の消耗が積み重なります。「今すぐ言わなくていい」「もう少し考えてから」という判断が続くほど、コストが大きくなります。

実際に退職を切り出したとき何が起きたか

私がブラック企業で退職を切り出した経緯は、少し特殊でした。

自分から言い出したのではなく、直属の上司から「お前、この仕事向いてないんじゃないか。辞めることも考えた方がいい」と言われたことが最初のきっかけでした。

今考えると異常な発言です。会社が社員に辞職を促すことは、普通の組織では起こりません。でも当時の私はそれを「背中を押してもらえた」と感じ、翌週には正式に退職の意思を伝えました。

このケースはレアです。普通は自分から言い出す必要があります。

ただ、このケースから学べることがあります。「辞めたいと言えない」という恐怖の多くは、実際の反応を経験する前の想像から生まれています。私が想定していた「引き止め・怒鳴り声・長い説得」という反応は、実際には起きませんでした。

その後の職場での退職経験では、直接「条件が合わない」と話した場合も、引き止めは最小限で退職手続きはスムーズに進みました。「言ったらどうなるか」への恐怖は、実際の反応より大きいことが多いです。

「言えない」から「言える」に変わる具体的な方法

実際の退職の切り出し方を具体的に書きます。

方法1:何を言うかを1文に絞る

長い説明は必要ありません。最初に伝える内容は1文で十分です。

「〇月〇日付で退職したいと考えています」

これだけです。理由の説明は求められてから話せばいい。最初から詳しい説明をしようとすると言葉が出なくなります。「退職の意思を伝える」というゴールに絞って、この1文を言うことだけを考えてください。

方法2:タイミングを決めて動く

「いつか言おう」は永遠に来ません。「今週の〇曜日の〇時に上司に声をかける」という具体的な日時を決めてください。

タイミングの選び方として、上司が比較的穏やかな状態にある時間帯を選ぶことは有効ですが、完璧なタイミングを待ち続けることには意味がありません。「今週中に言う」という期限を自分に設けてください。

方法3:メールや書面で伝える

対面で言い出せない場合、メールや書面で退職の意思を伝えることも法的に有効です。

「〇月〇日付で退職したい旨、ご連絡いたします。詳細については別途ご相談できればと思います」という一文をメールで送ることで、退職の意思表示として成立します。

対面でのやり取りに恐怖がある、または感情的になりそうな場合は、メールで先に伝えてから対面での詳細確認という順序にすることで、心理的なハードルが下がります。

方法4:引き止めへの返答を一つ決めておく

「もう少し考えてみてください」「給料を上げるから」という引き止めに対して、一つの返答を準備しておきます。

「気持ちは変わりません」

これだけです。理由を詳しく説明しようとすると、相手につけ込まれやすくなります。感情的にならず、穏やかに繰り返すだけで十分です。退職の意思は法的に止められないため、この言葉を何度繰り返しても構いません。

確実に会社を辞める3つの方法

方法1:直接話す

上司との関係が破綻していない、引き止めが続かない状況であれば、直接話すことが最もシンプルです。前述の「1文で伝える」という方法で切り出してください。

方法2:書面・メールで伝える

上司への直接の対話が難しい場合は、書面またはメールでの意思表示が有効です。書面での意思表示も法的に有効な退職手続きです。

方法3:退職代行を使う

以下の状況では退職代行が合理的な選択肢です。

退職を伝えた後も引き止めが続く。上司へのパワハラや恐怖があって直接話せない。精神的に追い詰められていて退職を言い出す気力がない。

退職代行を使うことへの「逃げではないか」という感覚は不要です。自分で言えない状況は、それ自体が正当な理由です。

退職代行を使った方が良い5つの状況

パワハラやモラハラがある職場

上司から暴言を吐かれたり人格を否定されたりする職場では、直接退職を申し出ることが困難です。第三者を介することで、加害者と直接関わらずに退職手続きを進められます。私の知人も、パワハラ上司のいる会社を退職代行で辞め「もっと早く使えばよかった」と言っていました。

過度な残業で心身が限界

月80時間を超える残業が続いている場合、判断力も低下している可能性があります。冷静な判断ができない、体調不良で会社に行くのも困難という状態では、退職代行という選択肢が健康を守る最短経路になります。

何度も退職を引き止められている

過去に退職を申し出たが強い引き止めにあって断念した経験がある場合も有効です。退職代行なら感情に流されることなく確実に退職手続きを進められます。

上司と話すことができない関係性

上司との関係が悪化していてまともな会話ができない場合、プロが代わりに交渉することで感情的なトラブルを最小限に抑えられます。

精神的に追い詰められている状況

うつ病や適応障害などの症状が出ている場合は無理をしてはいけません。退職代行の中には精神的な不調に詳しい専門家がいるサービスもあります。退職後の傷病手当金の申請についてもアドバイスを受けられます。

退職代行サービスのおすすめ

退職代行ネルサポは労働組合と連携した退職代行サービスです。会社との交渉が法的に可能で、有給消化の交渉にも対応しています。退職成功率100%を掲げており、業界最安値帯の料金で後払い対応もしています。「言いたいけど言えない」状態から即日で動き出せます。

弁護士法人みやびは弁護士が対応する退職代行サービスです。未払い残業代の請求・ハラスメントの法的対応・損害賠償請求が必要なケースに対応できます。費用は5万円台と高めですが、法的なトラブルが想定される場合は最も確実な選択肢です。パワハラの証拠を残した上で退職したい場合も、弁護士法人型を選んでください。

その他にも退職代行サービスを見て比較したい方はこちらの記事を参考にしてください。

退職後の転職活動を成功させる方法

「辞めたいけど言えない」状態から抜け出した後、転職活動でよくある失敗を書きます。

焦りによる判断の歪み

退職後に転職活動を始めると経済的な焦りが生まれます。私が最初の転職でコールセンターを選んだのは「早く決めなければ」という焦りからでした。「内定が出た会社なら何でもいい」という心理になると、次の職場でも同じ問題が繰り返されます。

在職中に転職活動を始めるか、退職後でも「焦りの状態では決断しない」という意識が重要です。

短期離職の説明の準備

「3ヶ月で辞めた」という事実は面接で必ず聞かれます。「残業が多くて辛かった」という感情的な説明は評価を下げます。「労働環境の問題で健康への影響が出始めたため早期に判断した。次の職場では〇〇を軸にしたい」という形で、事実→前向きな動機の順で話す準備をしてください。

私は3ヶ月退職を経てGoogle・Microsoftへのキャリアを実現しました。短期離職は説明できれば転職活動の致命的な障壁にはなりません。

おすすめ転職サービス

【リクルートエージェント】は業界最大の求人数を持つ総合型エージェントです。第二新卒・短期離職からの転職活動でも幅広い選択肢を確認できます。「どんな選択肢があるか」の全体把握に最適で、退職を決める前から情報収集目的で登録することも可能です。

マイナビジョブ20'sは20代・第二新卒に特化したエージェントです。ブラック企業からの脱出を目指す20代の相談実績が豊富で、短期離職を不利に扱わない企業の求人を多く保有しています。

UZUZ第二新卒は既卒・第二新卒に特化し、平均20時間以上のカウンセリングと手厚いサポートが特徴です。「退職したばかりで何から始めればいいか分からない」という状態からの転職活動サポートとして機能します。

よくある質問

Q 退職代行を使うと転職に不利になりますか?

基本的に転職活動に影響はありません。転職面接で退職代行を利用したことをわざわざ伝える必要はなく、確認する手段もありません。面接で前職の退職理由を聞かれた場合は「業務内容・環境のミスマッチがあり転職を決意しました」という前向きな理由を伝えてください。

Q 退職代行の費用はいくらくらいですか?

民間企業型が2〜3万円、労働組合型が2.5〜3.5万円、弁護士法人型が5〜10万円が相場です。交渉が必要かどうか(有給消化・未払い残業代の請求等)でタイプを選んでください。交渉が不要なら民間または労働組合型、法的対応が必要なら弁護士法人型です。

Q 有給消化はできますか?

有給休暇の消化は労働者の権利なので基本的に消化できます。退職代行サービスでは有給消化の交渉も代行してくれます。ただし会社の就業規則や繁忙状況によって調整が必要な場合もあります。

Q 即日退職は可能ですか?

退職代行を使うことで即日での退職連絡は可能です。会社との合意があれば実質的に出勤ゼロで退職できる場合もあります。法的には退職意思表示から2週間が必要ですが、有給消化や会社の合意によって実態として即日退職が実現するケースは多くあります。

まとめ

「会社を辞めたいけど言えない」という状態は、実際に言う前の想像が最も辛い段階です。

私が3ヶ月間悩み続けて学んだことは、「言った後の現実は、想像より穏やかだった」ということです。引き止め・怒鳴り声・長い説得。これらは実際には起きませんでした。

言う方法は3つです。直接1文で伝える、メールで先に伝える、退職代行に任せる。どの方法でも法的に有効な退職手続きとして機能します。あなたの状況に合った方法を選んでください。

重要なことをまとめます。退職は労働者の権利で、会社が拒否することはできません。「言えない」を一人で抱え込まず、退職代行やエージェントというツールを活用してください。健康を害してまで働き続ける必要はありません。

行動した結果として、私はブラック企業を3ヶ月で辞め、Google・Microsoft・Accentureへとキャリアを積むことができました。「言えない」という状態は必ず変えられます。

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