転職を考えているエンジニアの方なら、こんな悩みを持っていることが多いと思います。
「今の年収で天井を感じている」「フルリモートで働ける会社に移りたい」
「でも大手エージェントに登録したら大量の求人メールが来そうで怖い」
私自身、20代のうちにアクセンチュア→Google→Microsoftと転職を繰り返しながら
年収を引き上げてきた経験から言うと、エージェント選びの精度が転職結果の8割を決めます。
今回は比較的新しいサービスである「明光キャリアパートナーズ エンジニア転職【strategy career】」を徹底的に調べましたので、包み隠さずお伝えします。
明光キャリアパートナーズ エンジニア転職(STRATEGY CAREER)とは
「年収1000万円超のエンジニア求人に強い、個別ヒアリング型の転職エージェント」です。
リクナビNEXTやdodaのような大量案件型ではなく、1対1の丁寧なカウンセリングを軸に
ハイクラス寄りのエンジニア求人を紹介するタイプのサービスです。
対象者
現役ITエンジニアで、年収アップ・リモートワーク環境への移行・
スタートアップでの役職ポジション挑戦などを検討している方が主な対象です。
公式サイトの転職事例を見る限り、年収500万円台から1200万円台のレンジまで
幅広く対応しているようです。経験者向けのエージェントであり、
未経験からのエンジニア転職には向いていません。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 【strategy career】(明光キャリアパートナーズ エンジニア転職) |
| 運営会社 | 株式会社明光キャリアパートナーズ |
| グループ | 明光ネットワークジャパン(東証プライム上場)グループ |
| 設立 | 2022年9月 |
| 対応職種 | ITエンジニア全般(Web・インフラ・フルスタック等) |
| 対応エリア | 東京都心(麹町・四ツ谷エリア)/リモート対応案件あり |
| 費用 | 無料(転職者側の費用負担なし) |
| 有料職業紹介番号 | 13-ユ-314857 |
| 主な特徴 | 個別ヒアリング重視、年収1000万円超案件、大手〜スタートアップまで対応 |
ビギーの一言コメント
「今すぐ転職というより、自分の市場価値を確認したいエンジニアにも使う価値があります。
特に年収800万円台で天井感を感じている方が、1000万円超の案件がどんな要件で出ているかを
把握する情報収集ツールとして活用するのが現実的な最初の一歩です。
転職検討段階でも登録してキャリア相談するだけで、自分の市場価値の輪郭が見えてくることが多いです」
このサービスの3つの強み
強み① 年収1000万円超のエンジニア求人を複数保持している
多くのエンジニア転職エージェントは、求人の母数は多くても年収帯が500〜700万円台に
集中しています。一方、明光キャリアパートナーズ エンジニア転職【strategy career】は
「年収1,000万円案件多数」を明示しており、公式サイトに掲載されている転職事例では
テックリードへの転職で年収1200万円、スタートアップCTO職で年収1200万円といった
事例が記載されています(いずれも公式掲載の個別事例であり、同様の結果を保証するものではありません)。
エンジニアとしてある程度のキャリアを積んだうえで「次は年収1000万円台を取りに行く」と
決めた方にとって、このレンジの求人を持つエージェントにアクセスできているかどうかは
転職結果に直結します。大手エージェントだと「あなたのスペックなら700万円台が相場」と
言われるようなケースでも、エージェントが持つ求人の質によっては1000万円超が見えてくることがあります。
私が転職を繰り返して実感しているのは、年収の天井はスキルではなく「見せるエージェントの違い」で
決まることが少なくないという事実です。
強み② 個人の価値観・生活スタイルに踏み込んだヒアリング
公式サイトの特徴として「寄り添ったヒアリングで、経験・希望・価値観にピッタリフィットする
業種や会社を提案」と明示されています。
具体的には、単純な年収・職種マッチングだけでなく、「少ない残業でプライベートも充実させたい」
「高い有休取得率の環境で土日祝は確実に休みたい」「リモートワーク可能な環境を確保したい」
といった生活スタイルの希望も含めて求人を絞り込む対応をしているようです。
これはエンジニアが転職でよく失敗するパターン、つまり「スペックだけ見て入ったら残業が多く
私生活が崩壊した」という事態を防ぐうえで重要な観点です。
当時の自分がGoogleへの転職を考えていたとき、単純に「年収」だけを軸にしていたら
職場文化や働き方のミスマッチで消耗していたと思います。ヒアリングの深さがエージェントの質を
測るひとつの指標です。
強み③ 大手安定企業からスタートアップCTOポジションまで幅広く対応
求人のカバー範囲が「大手企業からスタートアップ」まで広い点は、転職の選択肢を広げる意味で
価値があります。特にエンジニアが30代前半でCTO・テックリード・DevOpsリードといった
ポジションに挑戦しようとするとき、大手エージェントが持つ求人は「管理職ポジションは40代以上」
という市場に偏っていることが多いです。スタートアップの技術責任者ポジションは求人数が少なく、
エージェント経由でのアクセスが実質的に有効な手段です。公式事例にもフルスタックエンジニアが
スタートアップCTOへ転職したケースが記載されており、このレンジの求人を持っていることは評価できます。
注意点・デメリット(正直に書きます)
注意点① 2022年設立の新興エージェントであり、実績データが少ない
明光キャリアパートナーズ エンジニア転職(STRATEGY CAREER)は2022年9月設立と
非常に新しいサービスです。ネット上の口コミ・評判情報が現時点では極めて限られており、
「サービスの質が安定しているかどうか」を第三者情報で検証することが難しい状況です。
ただし、運営母体の株式会社明光キャリアパートナーズは「明光義塾」で知られる明光ネットワークジャパン
(東証プライム上場)のグループ会社であり、資本基盤の安定性は一定程度担保されています。
新興エージェントを使う際の現実的な対策は「複数エージェント並走」で一社依存を避けることです。
レバテックキャリアやJACリクルートメントなど実績豊富なエージェントと同時進行で使うのが
リスクヘッジになります。
注意点② 対応拠点が東京中心で地方エンジニアへの対応は不明
公式サイトに掲載されているオフィスは東京都千代田区麹町(四ツ谷駅・麹町駅圏内)のみです。
地方在住のエンジニアが対面面談を希望した場合の対応、地方求人の保有状況については公式サイト上に
明記がなく、現時点では確認が取れていません。
リモートワーク可能な求人を希望している場合は登録時に明確に確認する必要があります。
東京圏在住か、完全リモートの求人を前提に活動する方には問題になりにくい点です。
注意点③ 同社の別事業(M&A仲介向け)の口コミと混同されやすい
明光キャリアパートナーズは、エンジニア転職以外にM&A仲介業界向けの転職支援も行っています。
「連絡がしつこい」という口コミはM&A事業ライン側に言及したものが多く、
エンジニア転職(STRATEGY CAREER)に直接該当するとは断言できません。
ただし同じ会社が運営している以上、運営方針の影響は否定できません。
登録後の連絡頻度の希望は最初に明示しておくことを推奨します。
他サービスとの違い(比較表)
同ジャンル(経験者向けハイクラスエンジニア転職)の主要3サービスと比較します。
| 比較軸 | 【strategy career】 | Geekly |
|---|---|---|
| 対象者 | 経験者エンジニア、年収アップ・ライフスタイル重視 | IT/Web/ゲーム業界エンジニア |
| 年収帯 | 550万〜1200万円(公式事例ベース) | 400万〜1000万円 |
| 求人数 | 非公開(規模は中小規模と推定) | 約10,000件以上 |
| 強み | 個別ヒアリング、生活スタイル重視 | IT/Web特化、案件の専門性 |
| 実績・口コミ情報 | 少ない(2022年設立) | 中程度 |
| 対応エリア | 東京中心 | 全国 |
使い分けの基準を整理するとこうなります。
年収1000万円超のエンジニアポジションを狙いつつ、個別の状況に合わせた丁寧なサポートを
求めるなら【strategy career】が選択肢になります。
IT・Web・ゲーム業界のスペシャリスト求人に絞るならGeeklyが機能します。
私の立場から言うと、明光キャリアパートナーズ エンジニア転職単独で活動するのはリスクが高いです。
実績豊富なエージェントと組み合わせて使うのが現実解です。
より詳しい比較はこちら → ハイクラス転職エージェントおすすめ7選を見る
利用の流れ
転職活動の開始から内定まで、おおよそ以下のステップで進みます。
STEP 1:無料登録・カウンセリング申し込み
公式フォームから基本情報と転職の方向性を入力して登録します。登録自体は5分程度です。
その後、キャリアアドバイザーからのカウンセリング日程調整の連絡が来ます。
STEP 2:個別ヒアリング面談
アドバイザーとの1対1の面談で、現職の状況・希望年収・働き方・キャリアの方向性を
詳細にヒアリングされます。ここで「ライフスタイルの希望」も含めて正直に伝えることが
求人の質に直結します。
STEP 3:求人紹介・企業研究
ヒアリング内容を踏まえてマッチする求人を提案されます。気になる求人に対しては
企業文化・選考基準についての情報も提供されます。
STEP 4:書類作成・応募
職務経歴書の添削サポートを受けながら応募書類を整えます。この段階での質が
書類選考通過率に直結します。
STEP 5:面接対策・内定交渉
企業別の面接対策を実施し、内定後の年収・条件交渉までサポートします。
こんな人におすすめ / おすすめしない
おすすめな人
① 年収800万〜1200万円レンジのエンジニアポジションを狙っている人
現状の年収から大きく引き上げたい方、特にテックリードやCTO・DevOps責任者クラスの
ポジションに挑戦したい経験者エンジニアには、このサービスが持つ求人レンジとの相性が良いです。
② 年収より働き方・環境を重視した転職軸を持っている人
リモートワーク可能・残業少・有休取得率高など、生活スタイルにフィットする職場を探している方に
とって、ヒアリングの深さが強みになります。「条件スペックだけのマッチングはもう懲り懲り」
という経験を持つ方には刺さる可能性があります。
③ 転職は決めていないが、自分の市場価値を確認したい段階の人
「良いポジションがあれば動く」くらいの温度感でも、登録してカウンセリングを受けるだけで
「今の自分が1000万円プレイヤーとしてどう映るか」という外部評価が得られます。
転職意欲が低くても情報収集として活用できる点は実は大きな価値です。
おすすめしない人
① 未経験からエンジニア転職を目指す人
このサービスは経験者向けです。未経験者はDMM WEBCAMP就職やGEEK JOBなど
未経験者向けの専門サービスを使うべきです。まずはスキルを身につける段階です。
② 地方在住で求人の地域カバレッジを重視する人
前述の通り、対応拠点と求人地域が東京中心と推定されます。地方で転職活動をする方や
地方企業への転職を希望する方には対応が不十分な可能性があります。
その場合はレバテックキャリアのように全国対応のエージェントを軸にすることを推奨します。
→ ハイクラス転職エージェント比較はこちら
まとめ
明光キャリアパートナーズ エンジニア転職【strategy career】は、
年収1000万円超のエンジニアポジションを持つ新興エージェントで、個別ヒアリングの丁寧さが 特徴です。2022年設立で口コミ実績が少ない点は正直なリスクですが、上場グループ会社として
の安定基盤と、ハイクラス求人へのアクセスという点では一定の価値があります。
「大手エージェントで年収の天井を感じている」「ライフスタイルも含めた職場選びをしたい」
という方にとっては、複数エージェント戦略のひとつとして組み込む価値のあるサービスです。
他のエージェントも含めて比較検討したい方は、こちらの比較記事も参考にしてください。
→ ハイクラス転職エージェントおすすめ7選【外資系転職成功者が徹底比較】