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Googleへの転職で「100万円以上」年収が上がった!転職エージェントの年収交渉で実際に何が起きたか

ビギー

新卒でブラック企業に入社後、心身ともに疲弊しながらも「このままでは終わりたくない」と思い、20代のうちに複数回の転職を経験。 試行錯誤の末、GoogleやMicrosoft、アクセンチュアといった外資系大手企業で働くチャンスを掴み、キャリアも年収も大きく好転させました。 このブログでは、当時の自分のように悩む20代の方に向けて、転職・退職・キャリアアップに関するリアルな情報や体験談をお届けしています。

転職エージェントを使って年収交渉をするとどうなるのか、実際に経験した話を書きます。

Googleへの転職時、エージェントの交渉により当初の提示額より100万円以上高いオファーを得ました。自分一人でこの交渉をするのは難しかったと思います。

「もう少し年収を上げてほしい」という一言を、自分が採用担当者に言うことには心理的なハードルがあります。内定を取り消されるかもしれないという恐怖が働くからです。エージェントはこの交渉を代わりに行ってくれる存在です。

この記事では、年収交渉でエージェントが実際に何をするか、自分は何をすればいいか、どうすれば交渉が成功しやすくなるかを、実体験から書きます。

転職エージェントが年収交渉を代行できる理由

転職エージェントが年収交渉を代行できる理由には構造的な背景があります。

エージェントの報酬は転職者が採用企業に入社した際に発生します。報酬の金額は転職者の年収の30〜35%程度が相場です。年収500万円の転職が決まればエージェントには150〜175万円の報酬、年収1,000万円なら300〜350万円が入ります。

つまり転職者の年収が上がるほど、エージェントの報酬も増えます。高年収を目指している転職者とエージェントの利益は一致しています。だからエージェントは年収交渉に積極的に動きます。

この構造を理解した上で使うことが重要です。エージェントが年収交渉をしてくれる理由は「転職者のために」という側面もありますが、同時に「自分の報酬が増えるから」という側面もあります。両者の利益が一致しているため、遠慮せず「できる限り高い年収で交渉してほしい」と明示的に伝えて構いません。

自分一人での交渉と比べてエージェント経由の交渉が機能しやすい理由はもう一つあります。エージェントは企業の採用担当者と日常的に関係を持っており、「この求職者のためにもう少し頑張ってほしい」という依頼を人間関係の文脈で行えます。採用担当者にとってエージェントは取引先であり、要望を無下にしにくいという力学があります。

Googleへの転職で100万円以上アップした交渉の経緯

具体的に何が起きたかを書きます。

Googleから内定が出た後、提示された年収がありました。その金額は悪くなかったですが、エージェントに「この金額でいいですか?交渉できますよ」と言われたことで交渉のステップに進みました。

自分では「内定を出してもらったのだからそれ以上要求するのは申し訳ない」という心理が働いていました。エージェントに任せることで、この心理的なブレーキを外せました。

エージェントが採用担当者に「候補者の市場価値と過去の実績を踏まえると、〇〇万円程度でいただけると入社の意欲がさらに高まります」という形で交渉をしてくれました。この言い方は採用担当者を責めずに、候補者の前向きな姿勢を示しながら金額の引き上げを依頼するという形です。自分では言いにくい表現です。

結果として当初の提示額より100万円以上高いオファーを得られました。

この経験から学んだのは、内定が出た後に黙って承諾することで失っているお金がある可能性があるということです。外資系企業は年収交渉が可能な文化です。交渉しないことが礼儀ではなく、交渉することが当然という前提がある企業も多いです。

年収が大きく変わった転職経験の全体像

5回の転職を通じた年収変化を整理します。

最初の転職はブラック企業から大手IT企業への転換でした。毎月100時間の残業・手取り18万円という状況から抜け出し、年収が大幅に上がりました。この段階での上昇幅は40%程度でした。労働環境の問題と年収の低さが同時に解決された転換でした。

次の転換は国内企業から外資系企業(アクセンチュア)への転職です。外資系企業の報酬体系への移行と、専門スキルの評価が年収に反映され25%程度の上昇がありました。

その後の外資系企業間の転職(Googleへの転職など)では、前述の通りエージェントの交渉により100万円以上のアップを実現しました。既に高い年収水準にあった段階での上昇だったため伸び率としては控えめでしたが、絶対額の変化は大きかったです。

この変化のパターンから言えることが一つあります。転職による年収アップは、低い水準からの脱出段階では大きな伸び率になりやすいです。既に市場水準に近い段階では伸び率は下がりますが、エージェントの交渉余地は依然として存在します。

年収交渉のベストタイミング

年収交渉にはタイミングがあります。間違ったタイミングで動くと逆効果になります。

最も避けるべきタイミングは面接中です。まだ採用するかどうかを評価している段階で年収の話をすると「この人は条件のことしか考えていない」という印象を与えます。志望動機や経験のアピールより先に金額の話をすることは、多くの場合マイナスに働きます。

最も効果的なタイミングは内定後です。企業がこちらを採用したいという意思を示した後であれば、年収の交渉は「条件の詰め」という正当なプロセスとして受け取られます。

次に有効なタイミングは最終面接後・内定連絡前の段階です。企業側が採用に前向きな時期に、エージェント経由で「候補者の希望年収帯はこのくらいです」と情報を入れてもらうことで、内定オファーの金額が最初から高く設定される場合があります。

これらのタイミングの判断をエージェントに任せることが最も効率的です。「いつ交渉してもらえばいいですか」とエージェントに相談してください。採用担当者との関係と選考の進捗を把握しているエージェントが最適なタイミングを判断します。

年収交渉を成功させるために自分がやること

エージェントに任せる部分と、自分がやるべき部分を整理します。

自分がやるべき最重要の準備は希望年収を具体的な金額で伝えることです。「できる限り高くしてほしい」という曖昧な依頼では、エージェントが動きにくい。「最低でも〇〇万円、できれば〇〇万円が希望です」という形で具体的な数字を伝えることで、エージェントが交渉の根拠を作りやすくなります。

自分の市場価値の根拠を準備することも重要です。「なぜその金額を希望するのか」の根拠が必要です。現職の年収、他社からのオファー金額、業界の市場相場。これらを整理してエージェントに伝えることで、エージェントが採用担当者に説得力のある説明をできます。

他社の選考状況をエージェントに共有することも有効です。「A社からも内定をもらっていて、そちらのオファーは〇〇万円でした」という情報は、交渉の根拠として機能します。「別の会社も内定を出している」という事実は、候補者の市場価値を示す最も説得力のある証拠です。

現職の年収を正直に伝えることをおすすめします。隠す人もいますが、エージェントが交渉の根拠として使えるため、正確な情報の共有が結果的に有利に働くことが多いです。

年収交渉で「失敗する」パターン

うまくいかないケースも整理します。

市場価値から大きく乖離した要求は機能しません。自分のスキルや経験が市場で評価される水準を大幅に超えた金額を要求すると、採用担当者に「現実的でない」と判断される可能性があります。エージェントも根拠のない交渉は難しいと感じるため、市場相場の確認を先にすることをおすすめします。

交渉のタイミングが早すぎるパターンも問題です。面接中や内定前の段階で自分から年収の話を持ち出すと、評価が固まる前に「条件優先の人」という印象が付く可能性があります。

一方的な要求になるパターンも機能しません。「これだけ出さないと行きません」という態度は、採用担当者との関係を損ないます。エージェントが代行する交渉は、候補者の意欲を示しながら条件の改善を依頼するという形で行います。一方的な圧力とは全く異なるアプローチです。

エージェントを1社しか使っていない場合も交渉力が下がります。複数社から内定が出ている状況では、「他の選択肢がある」という事実が交渉の根拠になります。1社の選考だけを進めていると、この根拠が使えません。

年収以外の条件も交渉できる

年収の交渉と同時に、年収以外の条件も交渉できます。

勤務形態の交渉は現在の転職市場で重要度が上がっています。「フルリモートか、週何日の出社か」という勤務形態は入社後の生活に直接影響します。現職がリモート可能な環境で次の会社もリモートを希望する場合、この条件を明示的に交渉の対象にすることが可能です。

入社時期の調整も交渉できます。現職の引き継ぎや有給消化の都合で「〇月〇日からの入社が希望」という条件を伝えることが可能です。企業側も採用したい人材に対しては柔軟に対応するケースがあります。

試用期間中の給与条件も確認すべき点です。外資系企業では試用期間と本採用で給与が変わる場合があります。この条件を事前に確認・交渉することで、入社後のギャップを防げます。

これらの条件は一度に全部交渉しようとすると散漫になります。年収の交渉と並行して「特に気になる条件」を1〜2点絞ってエージェントに伝えることをおすすめします。

年収交渉に強いエージェントの選び方

年収交渉の成功率はエージェントの種類と担当者の質によって変わります。

外資系・ハイクラス転職に強いエージェントは年収交渉の経験が豊富です。JAC RecruitmentはGoogleやMicrosoftのような外資系企業との交渉経験が多く、外資特有の交渉プロセスに精通しています。私がGoogleへの転職でエージェント交渉を活用した際も、外資系に精通した担当者のサポートが機能しました。

【リクルートエージェント】は企業との関係が深く、多くの採用担当者との人脈を持っています。年収交渉において「この担当者からの依頼だから検討する」という人間関係の力が働きやすいです。

担当者の質が最も重要です。「高年収を狙って交渉してほしい」という意向を明示した際に、「では積極的に交渉します」という反応を示してくれる担当者を選んでください。「現実的な金額でまとめましょう」という方向に持っていこうとする担当者は、成約件数を優先している可能性があります。

よくある質問

年収交渉をしたら内定取り消しになりませんかという質問をよく受けます。適切な方法とタイミングで行う交渉であれば、不採用・内定取り消しのリスクは極めて低いです。企業側も優秀な人材を確保するためには相応の投資が必要だと理解しており、合理的な交渉であれば真摯に検討してくれます。市場価値を大幅に超える要求や、高圧的な態度での一方的な交渉は逆効果になる可能性があります。

どの程度の年収アップが現実的ですかという質問もあります。一般的な目安は現在の年収の10〜20%程度ですが、状況によって大きく変わります。ブラック企業から市場水準への転換であれば30〜40%のアップも珍しくありません。他社からの内定オファーがある場合や、その企業が採用に積極的な場合はさらに上振れする余地があります。私がGoogleへの転職時に得た100万円以上のアップは、当時の年収水準に対して約15〜20%程度の伸び率でした。

年収以外の条件も一緒に交渉できますかという質問もあります。できます。勤務形態(リモートワークの有無)・入社時期・試用期間の条件・福利厚生の詳細など、年収と同時に確認・交渉することが可能です。一度に全部を交渉しようとすると散漫になるため、年収に加えて「特に気になる条件」を1〜2点絞ってエージェントに伝えてください。

まとめ

転職エージェントの年収交渉代行は、使わないと損する機能です。

エージェントの報酬は転職者の年収に連動しているため、高年収を目指している転職者とエージェントの利益は一致しています。「遠慮しないで交渉してほしい」と明示的に伝えることが、交渉結果を最大化する最初のステップです。

自分がやるべきことは3点です。希望年収を具体的な金額で伝えること、その根拠(現職の年収・他社オファー・市場相場)を整理すること、他社の選考状況を共有することです。この3点を準備した上でエージェントに交渉を任せることで、交渉の質が上がります。

私がGoogleへの転職時に経験した100万円以上の年収アップは、エージェントの交渉代行がなければ実現しなかった可能性が高いです。内定が出た後に黙って承諾することで失っているお金がある可能性を、常に意識してください。

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