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第二新卒でIT業界に未経験転職できる!エンジニアにならなくても成立するルートを実体験から話す

ビギー

新卒でブラック企業に入社後、心身ともに疲弊しながらも「このままでは終わりたくない」と思い、20代のうちに複数回の転職を経験。 試行錯誤の末、GoogleやMicrosoft、アクセンチュアといった外資系大手企業で働くチャンスを掴み、キャリアも年収も大きく好転させました。 このブログでは、当時の自分のように悩む20代の方に向けて、転職・退職・キャリアアップに関するリアルな情報や体験談をお届けしています。

「第二新卒でIT業界に未経験転職できるか」という問いへの答えはYesです。ただし、多くの記事が前提にしている「IT未経験→プログラミングを学んでエンジニアになる」というルートだけが答えではありません。

私はエンジニアではありません。

新卒でブラック企業を3ヶ月で退職した後、フリーランスとして広告運用とライティングをやり、地元企業でマーケティングチームのリーダーを経て、25歳でアクセンチュアに転職しました。その後GoogleとMicrosoftへのキャリアを積んでいます。

この経歴でプログラミングが求められた場面は一度もありませんでした。ITコンサル・デジタルマーケティング・広告テクノロジーという領域で、エンジニアにならずにITキャリアを積むルートがあります。

この記事では第二新卒でIT業界への未経験転職について、「エンジニアルートだけではない」という視点から実体験をもとに書きます。

IT業界で「未経験可」が多い職種とその理由

IT業界が未経験者を積極的に採用している背景には、IT人材の深刻な不足があります。2030年には約79万人のIT人材が不足すると予測されており、経験者だけでは補えない状況が続いています。

この人材不足は、エンジニアだけでなくITビジネス全体に及びます。技術を実装するエンジニアと、ビジネスを推進するマーケター・コンサルタント・プロジェクトマネージャーの両方が不足しています。

IT業界に入るルートは大きく2つに分かれます。

技術職ルートはWebエンジニア・プログラマーを目指すルートです。プログラミングを学び、ポートフォリオを作り、開発職として入社します。このルートは学習コストが高いですが、入り口は広いです。

ビジネス職ルートはITマーケター・デジタル広告運用・ITコンサルタント・カスタマーサクセス・プロダクトマネージャーを目指すルートです。ビジネスの理解力とコミュニケーション能力が軸になります。私が入ったのはこちらのルートです。

どちらのルートが自分に合っているかを先に判断することが、第二新卒でのIT転職の第一歩です。「IT転職=プログラミング習得」と思い込んでいると、自分に合ったルートを見逃します。

私がビジネス職ルートでITキャリアを積んだ経緯

具体的な経歴を書きます。これが「エンジニアにならなくてもITキャリアは積める」の根拠になります。

フリーランス時代は広告運用とコンテンツライティングをやっていました。クライアントのデジタルマーケティング施策を担当し、広告のパフォーマンス改善・コンテンツ戦略の立案・実行をしていました。この仕事はITのツールを使いますが、プログラミングは不要でした。

その後、地元企業でマーケティングチームのリーダーを担当しました。施策立案・チームのマネジメント・デジタル広告の管理・パフォーマンスレポートの作成という業務でした。ここでもプログラミングは求められませんでしたが、デジタルマーケティングの実務と組織のマネジメント経験が積み上がりました。

25歳でアクセンチュアに転職しました。クライアントの広告部門を支援するITコンサルの仕事で、デジタルマーケティングの課題整理・解決策の立案・プロジェクト推進を担当しました。私の経験がアクセンチュアのマーケティング系案件と接続したため、未経験でもコンサルとして機能できました。

その後GoogleとMicrosoftへの転職を経て、現在は広告改善・レポート作成・EC運用をフルリモートで担当しています。この全ての段階でエンジニアとしての技術は求められませんでした。

第二新卒がIT業界に転職しやすい理由

第二新卒は転職市場においてITへの転換が最もしやすい年代の一つです。

ポテンシャル採用の対象になれる最後の年代であることが最大の理由です。25歳前後までの転職では、スキルの不足をやる気と学習意欲でカバーできる採用枠があります。これが30代以降になると即戦力性が求められるようになり、未経験からの転換は難しくなります。

IT業界は年齢より学習意欲を重視する傾向があります。技術の変化が速く、常に新しいことを学ぶ姿勢が必要なため、経験年数より「この人は学び続けられるか」という視点で採用判断がされることが多いです。

第二新卒にある社会人経験がIT業界では評価されます。ビジネスメールの書き方、クライアントとのコミュニケーション、締め切りへの責任感、これらは新卒にはない強みです。エンジニアとして採用する場合でも、一定の社会人経験がある第二新卒はまっさらな新卒より動かしやすいと評価されます。

技術職ルートかビジネス職ルートかの判断基準

どちらのルートが向いているかを判断するポイントを整理します。

技術職ルートが向いているのは、プログラミングが楽しいと感じる人、ものを作ることへの強い関心がある人、論理的なパズルを解くことが苦にならない人です。プログラミングを勉強してみて「楽しい」と感じるかどうかが最初の判断基準になります。苦行のように感じる場合は向いていない可能性があります。

ビジネス職ルートが向いているのは、人とのコミュニケーションが得意な人、課題を整理して解決策を考えることが自然にできる人、数字や成果を追いかけることにモチベーションがある人です。「営業経験がある」「マーケティングに興味がある」「プロジェクトを動かすことが好き」という傾向があるなら、ビジネス職ルートが合っている可能性があります。

前職が営業や接客系だった第二新卒は特にビジネス職ルートとの相性がいいです。顧客の課題をヒアリングして解決策を提案する経験は、ITコンサル・ITマーケティング・カスタマーサクセスという職種に直結します。私がアクセンチュアの面接でアピールしたのも、フリーランスと地元企業でのマーケティング実務経験でした。

第二新卒がIT業界で目指せる職種

技術職ルートとビジネス職ルートに分けて整理します。

技術職ルートでは、Webエンジニア・フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアが代表的な職種です。未経験からスクールやオンライン学習でプログラミングを習得して入るルートが一般的です。ポートフォリオの作成(実際に動くアプリを自分で作る)が選考の前提になります。

インフラエンジニア・クラウドエンジニアは、サーバーやネットワークの構築・管理を担当します。プログラミングよりAWSやLinuxなどのインフラ技術が中心で、プログラミングが苦手な人でも入りやすい技術職の一つです。

テスター・品質管理(QA)は、システムの動作確認や品質管理を担当します。プログラミングの深い知識は必須ではなく、細かい作業を正確にこなす能力が求められます。技術職の入り口として転換しやすい職種です。

ビジネス職ルートでは、ITマーケター・デジタルマーケターが広告運用・SEO・メールマーケティング・SNS運用などを担当します。私がフリーランス時代に経験した広告運用がこの領域です。マーケティングの概念と各ツールの使い方を学ぶことが準備になります。

ITコンサルタントはクライアントの業務課題をITで解決する仕事です。私がアクセンチュアで担当した仕事がこの領域です。論理的思考力とコミュニケーション能力が軸になります。プログラミングは不要ですがITの概要知識は必要です。

カスタマーサクセスはSaaS企業でクライアントの製品活用をサポートします。顧客コミュニケーション力が中心で、プログラミングが不要な職種です。第二新卒の未経験でも入りやすい職種の一つです。

転職活動の進め方

技術職ルートを選んだ場合の準備期間は2〜3ヶ月が目安です。プログラミングの基礎習得とポートフォリオ作成が必要なため、転職活動を始める前の準備期間が必要になります。

ビジネス職ルートを選んだ場合は準備期間を短縮できます。自分の過去の経験とIT職種との接点を整理して、エージェントへの登録から始められます。私がアクセンチュアを目指したときも、フリーランスと地元企業での経験を「コンサルの案件領域と接続する経験」として整理することが最初のステップでした。

どちらのルートでも共通して必要なのは、職務経歴書で「なぜIT業界か」「自分の経験がIT職種でどう活きるか」を説明できるようにすることです。

職務経歴書で意識すべきポイントを実体験から書きます。数字で実績を示すことが最初のポイントです。「売上を向上させた」ではなく「3ヶ月でチームの売上を30%向上させた」という形に変えることで、規模感が伝わります。前職のネガティブな表現を避けることも重要です。「〇〇を改善するために」という書き方は前職の問題を間接的に伝えます。「何を実現したか」という成果で書き直すことで印象が変わります。IT職種との接続点を作ることが最後のポイントです。「営業でクライアントの課題をヒアリングしてきた経験は、ITコンサルの課題整理とプロセスが同じ」という接続を職務経歴書に書き込みます。

面接では短期離職の経歴が必ず聞かれます。「ブラックで辛かった」という感情的な説明より「環境の問題で早期に判断した。次の職場ではIT業界でデジタルマーケティングに携わりたいという方向性を明確にして活動している」という形で、事実と前向きな動機をセットで話してください。

第二新卒のIT転職に使うべきエージェント

IT転職に特化したエージェントと第二新卒に強いエージェントを使い分けることが重要です。

ビジネス職ルートでITを目指す場合は【リクルートエージェント】が求人の幅を確認するために有用です。ITマーケティング・デジタル広告・ITコンサル・カスタマーサクセスという幅広いビジネス系IT職種の求人数が多く、「どんな選択肢があるか」の全体把握に使えます。第二新卒・未経験での転職実績も豊富です。

マイナビジョブ20'sは20代・第二新卒に特化した部門を持ちます。「第二新卒でIT未経験でも受け入れてくれる会社」の求人を多く保有しており、短期離職の経歴への対応に慣れた担当者が多いです。

UZUZ第二新卒は第二新卒・既卒に特化したエージェントで、IT系の未経験転職のサポートが充実しています。カウンセリングの時間が長く、「どのルートでIT業界に入るべきか」という相談から始められます。

さらに詳しくはこちらの記事で解説しています。

よくある質問

Qプログラミングを全く知らなくてもIT転職できますか?

できます。ITマーケター・ITコンサル・カスタマーサクセス・プロジェクトマネージャーといったビジネス職はプログラミングが必須でない職種です。私自身、プログラミング経験がない状態でアクセンチュアのIT案件を担当しました。ただしITの概要知識(クラウドの基本・データベースの概念・デジタルマーケティングの仕組みなど)は必要です。

Q第二新卒でエンジニアを目指す場合、スクールに通う必要がありますか?

必須ではありませんが、独学で挫折しやすい人はスクールを検討する価値があります。重要なのはスクールに通うこと自体より「ポートフォリオとして動くアプリを自分で作れるかどうか」です。無料のオンライン学習(Progate・ドットインストール等)で基礎を学び、独力でポートフォリオを作れたならスクール費用を節約できます。

QIT業界に転職後、年収は上がりますか?

職種によります。エンジニアはスキルが上がるにつれて年収上昇が速い傾向があります。ITコンサル・デジタルマーケティング系は、業界水準として日系一般職より高い水準の求人が多いです。私はアクセンチュアへの転職で年収が大幅に上がり、その後GoogleやMicrosoftへの転職でさらに上昇しました。ただし転職直後は必ずしも上がるわけではなく、未経験での入社は低い年収からスタートするケースもあります。

Q第二新卒でIT業界に転職するのに年齢制限はありますか?

明示的な年齢制限はありませんが、第二新卒として有利な条件が使えるのは25歳前後が実質的な期限です。この年代を過ぎると「ポテンシャル採用」より「経験ベースの採用」になるため、未経験での転換が難しくなります。動けるタイミングで動くことが、長期的なキャリアに有利です。

まとめ

第二新卒でIT業界への未経験転職は可能ですが、「エンジニアにならなければITに転職できない」という前提を捨てることが重要です。

私はエンジニアではありません。フリーランスでのデジタルマーケティング経験と地元企業でのリーダー経験を軸に、アクセンチュアのITコンサル職への転職を実現しました。プログラミングを一行も書かずにIT業界でキャリアを積み、GoogleとMicrosoftに転職することができました。

まず自分がエンジニア系かビジネス系かを確認してください。プログラミングが楽しいと感じるならエンジニアルート、コミュニケーションや課題解決が得意ならビジネス職ルートが向いています。

次に自分の過去の経験とIT職種の接点を整理してください。第二新卒の強みはポテンシャルと社会人経験の両方を持っていることです。その経験がどのIT職種と接続するかを言語化できれば、転職活動の軸ができます。

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