「事務職でもリモートワークできるの?」「在宅勤務の事務求人ってあるの?」
そんな疑問を抱いているあなたへ。実は、事務職でもリモートワークは十分可能です。
私自身、新卒でブラック企業に入社した後、複数回の転職を経て現在はMicrosoftでフルリモート勤務をしています。この経験を通して、事務職でもしっかりと戦略を立てればリモートワークの道は開けるということを実感しました。
この記事では、リモートワーク事務の現実から求人に受かるコツ、おすすめの転職サイトまで、実体験をもとに詳しく解説します。通勤ストレスから解放され、自分らしい働き方を実現したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
リモートワークとは?事務職でも在宅勤務は可能なのか

リモートワークの基本的な働き方
リモートワークとは、オフィスに出社せず、自宅やコワーキングスペースなどで業務を行う働き方のことです。
主な形態として以下があります
- フルリモート:完全に在宅勤務
- ハイブリッド型:週の一部だけ出社
- 部分リモート:特定の業務のみ在宅
コロナ禍をきっかけに、多くの企業がリモートワークを導入し、現在では働き方の選択肢として定着しています。
事務職でリモートワークができる理由
「事務職は書類の管理があるからリモートワークは無理」と思っていませんか?
実際には、デジタル化の進展により多くの事務業務がオンラインで完結できるようになっています。
私が実際に見てきた事務職のリモートワーク化例
- 紙の書類 → クラウドストレージでの電子化
- 電話対応 → IP電話やチャットツールでの対応
- データ入力 → オンラインシステムでの直接入力
- 会議参加 → Zoom、Teamsでのオンライン参加
特に外資系企業では、効率性を重視してリモートワークが積極的に推進されています。
私がアクセンチュア、Google、Microsoftで働いた経験からも、事務系の業務の多くがリモートで問題なく遂行できることを確認しています。
事務でリモートワークができる職種・できない職種
リモートワーク可能な事務職種
以下の事務職種は、リモートワークに適応しやすい傾向にあります
データ入力・集計業務 売上データや顧客情報の入力、集計作業は完全にオンラインで完結できます。私がIT企業にいた頃も、データアナリストの方々は週4〜5日リモートで働いていました。
経理・財務事務 会計ソフトの普及により、伝票処理から決算業務まで在宅で可能です。ただし、月末月初は出社が求められる場合もあります。
人事・労務事務 給与計算、社会保険手続き、採用業務などはオンラインツールで対応できます。面接もオンラインが主流になっているため、リモートワーク率は高いです。
営業事務・カスタマーサポート 顧客対応、見積作成、発注処理などはCRMシステムを使えば在宅で十分対応可能です。
総務・庶務(一部) 資料作成、スケジュール調整、各種手続きなどのデスクワーク中心の業務はリモート対応できます。
リモートワークが難しい事務職種
一方で、以下の職種は物理的な作業が多く、リモートワークが困難です
受付・来客対応 直接的な人との接触が必要なため、基本的には出社が必要です。
郵便・配送業務 物理的な荷物や書類の取り扱いがメインとなるため、オフィス勤務が前提となります。
現金・貴重品管理 セキュリティの観点から、在宅での業務は困難です。
設備・機器管理 オフィス内の設備点検や機器メンテナンスは現地での作業が必要です。
【体験談】外資系企業でのフルリモート勤務実態
現在私はMicrosoftでプロジェクトマネジメント業務を完全リモートで行っています。
日常的な業務内容
- 週次・月次レポートの作成
- チームメンバーとのオンライン会議
- プロジェクト進捗管理
- 予算管理・データ分析
- グローバルチームとの連携
これらの業務は全てTeams、Outlook、SharePointなどのツールを使ってオンラインで完結しています。むしろ、時差のあるグローバルチームとの連携では、リモートワークの方が効率的だと感じることも多いです。
リモートワーク事務求人に受かる5つのコツ
スキルアップと資格取得
リモートワーク事務職に転職するには、オンラインでも成果を出せるスキルをアピールする必要があります。
必須スキル
- Microsoft Office(特にExcel、PowerPoint)
- Googleワークスペース
- 基本的なITリテラシー
推奨資格
- MOS(Microsoft Office Specialist)
- 日商PC検定
- 簿記検定(経理職希望の場合)
リモートワーク経験のアピール方法
リモートワーク経験がない場合でも、関連する経験は積極的にアピールしましょう。
アピールできる経験例
- オンライン会議への参加経験
- クラウドツールの使用経験
- 在宅での副業・フリーランス経験
- オンライン学習の継続実績
私が24歳の時にフリーランスとして活動していた経験は、その後の外資系転職で「自己管理能力がある」として高く評価されました。
面接での効果的な自己PR
リモートワーク面接では、自己管理能力と成果主義への適性をアピールすることが重要です。
効果的な自己PR例
「前職では、チーム全体のデータ集計業務を担当し、Excelを使った自動化により作業効率を30%向上させました。また、定期的な進捗報告を行うことで、上司との信頼関係を築いてきました。リモートワークでも同様に、明確な成果と適切なコミュニケーションで貢献したいと考えています。」
具体的な数字と成果を交えることで、説得力のあるアピールができます。
リモートワークのメリット・デメリット
リモートワークのメリット
通勤時間の削減 私の場合、以前は片道1時間の通勤時間が完全に削減され、その分をスキルアップや家族との時間に充てることができています。
ワークライフバランスの改善 子育てや介護などのライフステージに合わせた働き方が可能になります。私の同僚の中にも、育児と両立しながら活躍している方が多くいます。
集中力の向上 オフィスでの雑談や電話の音などがなく、自分のペースで集中して作業できます。
コスト削減 交通費、外食費、オフィス用の服装費など、年間で数十万円の節約も可能です。
リモートワークのデメリット
コミュニケーション不足 対面でのちょっとした相談や雑談が減り、孤独感を感じる場合があります。
自己管理の難しさ 上司の目がない環境での自律的な業務遂行が求められます。
設備投資の必要性 Wi-Fi環境、デスク、椅子など、自宅のワークスペース整備が必要です。
仕事とプライベートの境界があいまい 同じ空間で仕事とプライベートを過ごすため、オンオフの切り替えが課題となることがあります。
【実体験】Microsoftでのフルリモート勤務で感じたこと
現在フルリモートで働いて2年が経ちますが、最初の3ヶ月は正直戸惑いました。
最初に苦労したこと
- チームメンバーとの関係構築
- 業務の優先順位の判断
- モチベーション維持
克服方法
- 定期的な1on1ミーティングの設定
- 日次・週次の進捗報告を習慣化
- 専用のワークスペースの確保
現在では、リモートワークの方が生産性が高いと感じています。特に、集中を要する資料作成や分析業務では、オフィスにいた頃より明らかに効率が上がりました。
リモートワークに向いている人・向いていない人
リモートワークに向いている人の特徴
自己管理能力が高い人 スケジュール管理や進捗管理を自分で責任を持って行える人は、リモートワークで成果を出しやすいです。
コミュニケーション能力がある人 テキストや音声での明確で簡潔な意思疎通ができる人は重宝されます。
目標志向の人 成果で評価されるリモートワークでは、明確な目標設定と達成への意欲が重要です。
集中力を持続できる人 自宅などの誘惑の多い環境でも、業務に集中し続けられる能力が必要です。
ITツールに抵抗がない人 新しいツールやシステムを積極的に学習し活用できる人は適応が早いです。
リモートワークに向いていない人の特徴
対面でのコミュニケーションを重視する人 直接会話することでモチベーションが上がる人には、リモートワークは向いていない可能性があります。
自宅での集中が困難な人 家族や環境的な要因で、自宅では集中できない人は工夫が必要です。
指示待ちの傾向がある人 上司からの具体的な指示がないと動けない人は、リモートワークでは苦労する可能性があります。
私自身も最初は「指示待ち」の傾向がありましたが、外資系企業での経験を通じて主体性を身につけることができました。向き不向きは固定的なものではなく、意識と経験で変えられる部分も大きいです。
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転職エージェントの活用方法
転職エージェントを利用する際は、以下の点を明確に伝えましょう
- リモートワーク希望の理由
- リモートワークでの勤務形態の希望(フルリモート・ハイブリッド等)
- 現在のスキルレベルと今後の成長意欲
私が実際にエージェントを利用した経験では、複数のエージェントに登録し、それぞれの得意分野を使い分けることが効果的でした。
リモートワーク事務に関するよくある質問
未経験でもリモートワーク事務に転職できる?
結論:可能ですが、戦略が必要です。
私自身、新卒3ヶ月で退職した後、第二新卒向けエージェントを通じてIT企業の事務職(一部リモート可)に転職することができました。
未経験者が取るべき戦略
- 基本的なPCスキルの習得
- 関連資格の取得(MOS、簿記など)
- ハイブリッド型から始めてフルリモートを目指す
- 成長意欲と学習能力をアピール
完全未経験でフルリモートは難しくても、段階的にリモートワークの割合を増やしていくことは十分可能です。
給料は下がる?
企業や職種によって異なりますが、必ずしも下がるわけではありません。
むしろ、スキルアップと転職を組み合わせることで年収は大幅に向上しました。
リモートワークを理由に給料が下がるのではなく、どの企業でどんな価値を提供できるかが重要です。
必要な設備や環境は?
最低限必要なもの
- 安定したインターネット環境(光回線推奨)
- パソコン(会社支給の場合も多い)
- 静かな作業スペース
あると良いもの
- Webカメラ・マイク(オンライン会議用)
- デスク・チェア(長時間作業用)
- 外部モニター(作業効率向上)
私の場合、初期投資として約15万円程度をワークスペース整備に使いましたが、通勤費削減により1年で回収できました。
まとめ:リモートワーク事務で新しい働き方を実現しよう
この記事では、私の実体験をもとにリモートワーク事務の現実と転職のコツをお伝えしました。
重要なポイントを再確認
✅ 事務職でもリモートワークは十分可能 ✅ スキルアップと戦略的な転職活動が成功の鍵 ✅ 段階的なステップアップで理想の働き方を実現
私自身、新卒でブラック企業に入社し、毎日の通勤と長時間労働に疲弊していた頃は、「こんな働き方しかないのか」と絶望していました。
しかし、明確な目標設定と継続的な努力により、現在では完全リモートで家族との時間も大切にできる働き方を手に入れることができました。
まずは今回ご紹介した転職サイトに登録し、リモートワーク求人の情報収集から始めてみてください。小さな一歩が、大きな人生の変化につながることを、私の経験からお約束します。
新しい働き方で、充実したキャリアと生活を実現しましょう!